法律書,司法試験ほか各種国家試験の図書出版
ホーム > 隣り近所のトラブル解決Q&A

隣り近所のトラブル解決Q&A  新刊

~安心して住める住環境を作るために~

隣り近所のトラブル解決Q&A
著者 荒井総合法律事務所
ジャンル 法律相談
出版年月日 2018/06/21
ISBN 9784587219451
判型・ページ数 272ページ
定価 本体1,800円+税
 

内容説明

現在ではビルやマンションの都市化が進み,隣り近所の影響を受けやすくなり,生活環境についてのトラブルが増加しています。住人同士が顔も名前も知らず挨拶をしたことがないという関係ができあがり,気軽に注意もできないまま解決の仕方について思い悩む場合もあります。以前は防げたはずのトラブルが防げない状況も起こってきます。
そこで本書では、そのようなトラブルに巻き込まれたとき,それを解決するためにはどのような権利があり,どのようにしたらその権利を守ることができるかを、基本事項とともに具体例を掲げ、その解決法をQ&Aで詳しく解説しています。ぜひ読んでほしい一冊です。

<もくじ>

序 章 近隣紛争の特徴と予防,解決の仕方

1 近隣紛争の特徴
2 紛争の回避方法,解決方法

第1章 境界と近隣関係

1 境界と境界標
(1)境  界
(2)境界標
[Q1]境界標とはどのようなものですか
[Q2]境界表を設置する方法

2 境界に関する手続等
(1)地籍調査
(2)国有地との境界を明らかにする手続
(3)公法上の境界(筆界)を確定する手続
(4)私法上の境界を確定する手続
[Q3]境界問題解決センターとは
[Q4]境界確定を判断する資料とは
[Q5]境界確定訴訟における判断基準とは
[Q6]境界に関する合意の効力は
[Q7]公図を訂正したい
[Q8]「残地」と地積測量図の面積が異なる場合
[Q9]一筆の土地の一部を取得する手続は

3 越境の対処
(1)越境した土地の占有使用
(2)越境した樹木の伐採

4 隣地が崖地のときの擁壁の設置要求
(1)妨害予防請求権
(2)擁壁設置の費用
[Q10]崖崩れで被害を受けてしまったときの損害賠償請求


第2章 建築と近隣関係

1 境界線付近の建築に関する問題
(1)境界線付近の建築制限
(2)目隠しの設置
(3)境界線付近の掘削制限
(4)囲障設置権
(5)隣地使用権
[Q11]隣人が境界ぎりぎりに建物を建築した場合は
[Q12]隣人が境界を越えて建物を建築しはじめた場合は(越境建築に対する対抗手段)
[Q13]隣家に目隠しを設置してもらうことができるか
[Q14]隣家との間に塀を作りたい
[Q15]建築工事に際して,隣地を使用させてもらえるか

2 建築協定
(1)建築基準法に基づく建築協定
(2)私的な建築協定
[Q16]建築協定の違反者に対してどのような請求ができるか

3 違反建築物
(1)建築確認
(2)違反建築物に対する措置
[Q17]隣地の違法建築に対してどのように対処すればよいか


第3章 私道・通行権

1 私道・接道義務
(1)私  道
(2)接道義務
(3)みなし道路・2項道路
(4)道路位置指定
[Q18]行動と私道の見分け方は
[Q19]土地の一部を私道にする場合
[Q20]私道を廃止する場合
[Q21]私道の管理費用の負担
[Q22]私道の税金を減らす方法
[Q23]私道を自治体へ寄附したい
[Q24]私道負担について説明がなかった

2 袋地通行権
(1)他人の土地を通行できる権利には何があるか
(2)袋地通行権が認められる場合
(3)袋地通行権で通行できる場所
(4)通路開設権
(5)賞金の支払い
(6)袋地通行権の消滅
[Q25]袋地通行権のある通路を拡げられるか
[Q26]袋地の通路を自動車が通れるように拡げたい
[Q27]袋地の借地人でも隣接地を通れるか
[Q28]共有地分割の場合の袋地通行権の問題
[Q29]土地の一部譲渡の場合

3 通行地役権
(1)通行地役権の設定
(2)通行地役権設定契約書
(3)地役権の登記
(4)地役権の時効取得
[Q30]登記のない地役権は新しい土地の所有者に主張できないか
[Q31]通行を妨害されたときに取りうる手段は

4 里道(特定公共物)
(1)里道とは
(2)里道の時効取得
(3)里道の払下げ


第4章 水道管・排水管・電線・ガス管

1 導管設置権の問題
(1)導管設置権
(2)電気事業法やガス事業法などの定め
(3)袋地通行権に基づいて認められるか
(4)「法定導管路」

2 排水・排水管
(1)自然排水,人工排水
(2)余水排泄権
(3)下水道法との関係

3 通水用工作物の使用
(1)通水用工作物
(2)使用権が認められない場合
(3)所有者の承諾
(4)費用の分担
[Q32]隣地からの排水を止めることができるか
[Q33]隣家の屋根から流れてくる雨水を止めることができるか
[Q34]敷地内にある隣家の排水管を使用することができるか
[Q35]公道からガス管を引くのに隣地を使用できるか
[Q36]隣地に埋設された電線の利用について


第5章 日照・通風・眺望

1 日照と日照権侵害
(1)日照とは
(2)建築基準法と日照
(3)日照権とは
(4)日照侵害の救済手段
(5)日照侵害をめぐる損害賠償と損害の内容
[Q37]日照権を侵害された場合の救済手段は
[Q38]日照侵害による損害賠償請求の内容と金額
[Q39]地域性の違いによって日照権の保護の違いはあるか
[Q40]公共用建物に対して,日照権を主張できるか
[Q41]複合日影被害を理由に建築工事の差止めができるか

2 通風と通風妨害
(1)通風とは
(2)通風は法的保護の対象となるか
[Q42]通風妨害を理由に塀の撤去を請求できるか

3 眺望と眺望の侵害
(1)眺望とは
(2)眺望の利益
(3)眺望は法的保護の対象となるか
[Q43]眺望の利益はどの程度保護されるか


第6章 騒音・振動・悪臭・光害・ごみ屋敷

1 騒音・振動
(1)生活騒音
(2)建設工事の騒音・振動
(3)工場の騒音・振動
[Q44]隣人等の騒音を止めさせる方法は
[Q45]建設工事の騒音・振動に対する差止請求,損害賠償請求をしたい

2 悪臭
(1)悪臭に対する規制
[Q46]工場の悪臭を止めさせる方法は
[Q47]家庭ゴミの集積所の悪臭等への対処法は

3 光害
(1)光害とは
(2)光をめぐる紛争に関する裁判例

4 ごみ屋敷
(1)ごみ屋敷問題
(2)ごみ屋敷対策条例の内容


第7章 マンション・空き家

1 マンションの水漏れ被害
(1)マンションの水漏れの原因や発生個所
(2)水漏れの原因・発生個所の調査
[Q48]漏水箇所が専有部分であった場合の請求の相手方は誰か
[Q49]漏水箇所が共用部分であった場合の請求の相手方は誰か
[Q50]漏水箇所が分からなかった場合の請求の相手方は誰か
[Q51]自分の責任ではないのに賠償した場合

2 マンション内の騒音問題
(1)騒音トラブル
(2)騒音と受忍限度
[Q52]管理組合は隣同士の騒音トラブルに対応できるか
[Q53]隣人との騒音トラブルを自分で解決する場合の注意点

3 マンションの利用方法の問題
(1)専有部分の利用方法
(2)共用部分の利用方法
(3)区分所有法違反に対する対応
[Q54]暴力団事務所を追い出す方法は
[Q55]共用部分の利用方法に違反がある場合の対処法は
[Q56]違反行為をする者に対し区分所有者個人で行える方法は

4 民泊問題
(1)民泊とは
(2)既存制度の限界
(3)住宅宿泊事業法(民泊新法)の概要
[Q57]民泊営業を行う者に対しての対処法は

5 空き家問題
(1)空き家問題とは
(2)空家等対策の推進に関する特別措置法の制定
(3)条例との関係について
[Q58]長期間放置されている空き家への対応方法は
[Q59]空き家になった家の相続人の責任は


第8章 店舗等における騒音,悪臭,排水問題

1 店舗等と騒音
[Q60]深夜のカラオケスナックからの騒音への対処法は
[Q61]深夜のコンビニのうるさい利用客への対処法は

2 店舗等と悪臭
(1)店舗等からの悪臭
(2)悪臭防止法と条例
[Q62]飲食店からの悪臭を防ぐには

3 店舗等と排水
(1)店舗等の排水規制
(2)店舗等から発生する排水問題


第9章 ペットの問題

1 ペットの法律上の地位,法律の規制等について
(1)民法上のペットの取扱い
(2)刑法上のペットの取扱い
(3)動物愛護管理法
(4)ペット条例
(5)契約による特約等
[Q63]他人のペットに危害を加えてしまったとき
[Q64]他人のペットから危害を加えられたとき
[Q65]ペットの鳴き声や臭気を取り締まる規制はあるか8
[Q66]ペットへの虐待を止めさせる方法は
[Q67]集合住宅でのペット飼育を禁止させるには
[Q68]集合住宅の住人が野良猫を餌付けしているのをやめさせるには


第10章 その他,親と子ども,火災,駐車等の近隣問題

1 子どもの問題
[Q69]親の監督責任について

2 責任無能力者(親)と近隣問題
(1)はじめに
(2)不法行為責任
(3)責任無能力者
(4)監督義務者
(5)おわりに
[Q70]飲酒などで他人に損害を与えた者の責任は
[Q71]監督義務違反による損害賠償責任とは
[Q72]監督義務者の責任の範囲について
[Q73]監督義務者に準ずべき者とは
[Q74]監督義務を果たすという意味は

3 隣家が失火原因の火事(民法の原則)
(1)はじめに
(2)不法行為責任
(3)失火責任法
(4)重過失について
(5)契約関係がある場合
(6)債務不履行責任
(7)損害賠償の範囲について
[Q75]隣家の天ぷらが原因で類焼した場合の賠償は
[Q76]焼失した自宅の建替えで借りた部屋の家賃や家財の賠償
[Q77]マンション所有者の自宅と賃貸している部屋が焼失した場合

4 無断駐車
(1)無断駐車ってなに?
(2)無断駐車と違法駐車の違い
(3)無断駐車によって生じる法的責任や法律関係
[Q78]自分でレッカー車を呼んで移動できるか
[Q79]無断駐車の所有者が分からないとき
[Q80]空き地に放置された自動車の撤去方法は
[Q81]無断駐車をして高額な賠償金を要求されたら


COLUMN
●埋められた境界標
●縄のび,縄ちぢみ
●用途地域とは
●道路法による道路の定義
●民法570条,566条
●借家人に袋地通行権は認められないか
●袋地通行権者が償金を支払わない場合
●太陽光の反射光による被害
●景観と景観利益
●環境基本法
●給排水管の老朽化
●賃借人に対する対応
●専有部分と共用部分の区別
●民泊営業の制限・問い合わせ先
●空き家の利活用
●財産管理人の利用
●臭気指数の測定方法
●ペットを飼っている人の割合
●盲導犬が死亡した場合の損害額
●狂犬病予防法
●飼い主の死後,ペットに財産を残すことはできるか

このページのトップへ