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基本演習民法  新刊

内容説明

司法試験を目指す人々はもとより学部で民法を学修する人にも理解できるように工夫して構成された演習書。収録した31題にはそれぞれ難易度をつけ,答案を書く際に求められる前提知識と出題趣旨,問題,解説という項目建てとするとともに,具体的にどのように答案形式にまとめればいいのか,その一例を示した解答例が収録されおり,まさしく民法の合格答案の書き方が理解できる一冊です。

もくじ
第1編 総  則
1 失踪宣告の取消しと民法94条の類推適用
 1 転得者Dの救済の可否─〔設問1〕
 2 民法94条2項の類推適用─〔設問2〕
2 錯  誤
 1 〔設例〕の捉え方─〔設問1〕および〔設問2〕
 2 その他注意すべき点
3 代 理 権
 1 表見代理か? 
 2 有権代理
 3 代理権の濫用
4 権限外の行為の表見代理
 1 署名代理と表見代理
 2 基本代理権について
 3 正当理由の判断について
5 代理権消滅後の表見代理
 1 民法110条の表見代理は成立するか
 2 民法112条の表見代理は成立するか
 3 民法110条と112条の重畳適用の可能性─判例─
 4 民法109条の表見代理は成立しないか
6 無権代理行為の追認
 1 主  題
 2 判  例
 3 【設例】に即して
7 無権代理と表見代理
 1 代理の成否─XのBに対する請求
 2 無権代理人の責任─XのYに対する請求
 3 無権代理と表見代理の関係
8 条  件
 1 民法130条の類推適用
 2 債務不履行からのアプローチ〔設問2〕
9 法人の目的
 1 定款の目的
 2 無効と判断される場合の取扱い
 3 法人の内部関係と対外関係を分ける考え方から
 4 その他の考慮要素
10 消滅時効
 1 〔設問1〕
 2 〔設問2〕
 3 〔設問3〕
 4 〔設問4〕
 5 〔設問5〕
 6 〔設問6〕

第2編 物  権
11 民法177条の物権変動
 1 包括遺贈
 2 遺  贈
 3 相  続
 4 【設例】のベースとなった裁判例の立場
12 民法177条の第三者
 1 正当の利益を有する第三者
 2 背信的悪意者
 3 Xの抵当権実行の可能性
13 共  有
  1 Dに対する請求
  (1)建物の使用をめぐって
   (2)Jコンビニが支払うテナント料をめぐって
 2 Eに対する請求
14 担保物権総論
 1 Aの権利
 2 Bの権利
 3 Cの権利
 4 A,B,Cの権利の関係
15 抵 当 権
 1 事  案
 2 全体価値考慮説
 3 執行妨害の可能性
 4 甲山弁護士のアドバイス

第3編 債  権
16 受領遅滞
 1 判  例
 2 【設例】ではどうなるか
 3 【設例】で拾い上げるべき事実は何か
17 安全配慮義務違反
 1 債務不履行責任としての安全配慮義務違反
 2 安全配慮義務の具体化
 3 〔設問1〕
 4 〔設問2〕
 5 〔設問3〕
18 損害軽減措置
 1 損害賠償請求権の根拠─賃貸借契約
 2 賃貸借契約の存続
 3 営業利益の位置付け
 4 まとめ
19 多数当事者の債権関係
 1 相続財産中の金銭債権
 2 分割債権・分割債務を原則とすることに対する批判
 3 不可分債権債務─【設例】の場合
 4 連帯債務の成立
 5 連帯債務の一部免除
20 保  証
 1 どのような保証か
 2 Aの保証意思
 3 Aの追認はなかったか? 
 4 無権代理か
 5 消費者契約法10条に基づく反論
21 相  殺
 1 相殺に対する期待の保護
 2 無制限説
 3 相殺予約との関連
 4 受働債権が譲渡された場合
22 代位弁済
 1 代位の法的構造
 2 代位者相互の関係
 (1)保証人と第三取得者  
  (2)第三取得者相互間  
  (3)保証人と物上保証人間  
  (4)保証人と物上保証人を兼ねる者がいる場合
23 解  除
 1 Xの主張─小問① 
 2 A,Bからの予想される反論─小問② 
 3 【設例】における本件事案の解決─小問③
24 手  付
 1 履行の着手をめぐって
 (1)「履行の着手」の意義  
  (2)誰の「履行の着手」か  
 2 違約手付と解約手付
 3 不明確条項の解釈
25 売主の担保責任
 1 他人の権利の売主の担保責任─〔設問1〕
 2 売主の瑕疵担保責任─〔設問2〕
26 委  任
 1 委任の解除
 2 本問のXY間ではどうか
  (1)「管理契約」の性質決定  
  (2)Xによる「キャンセル」
27 賃貸借の解除と明渡請求
 1 Yに対する明渡請求
 2 H自動車運送に対する明渡請求
28 不当利得─無効な契約関係の清算
 1 土地の返還請求権─〔設問1〕
 2 Zの反論─〔設問2〕
 3 使用利益の返還
29 転用物訴権 
 1 CのAに対する不当利得返還請求権(転用物訴権)
 2 転用物訴権否定説から
 3 BのDに対する転貸料請求権の代位行為
 4 その他
30 不法行為責任と債務不履行責任等
 1 〔設問〕(ア)について
 2 〔設問〕(イ)について
31 過失相殺と共同不法行為
 1 被害者側の過失─XとYとの一体性?─最判平成20年7月4日判時2018号16頁
 2 交通事故と医療過誤の競合
 (1)共同不法行為の成立  
  (2)加害行為一体型か加害者不明型か  
  (3)過失相殺との関連  
  (4)求償関係

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